はるか江戸時代の寛政年間に“守護六家”から分かれた“芳輝一派”。

里香が単身、渡米した。目的は父と兄を殺した叔父・雷忌の行方を捜すこと。

大学を卒業し、新聞記者になった霧島涼。しかし理不尽と堕落が蔓延する毎日に、涼は苛立ちを隠せない。

自分が、戦国時代より続く“守護六家”の頭領家の跡取りだと知った霧島涼。

気がつくと涼は北京にいた。祖父・竜弦に“傀儡の術”をかけられたのか。

大学生・霧島涼のバイト先の先輩が惨殺された。そしてなぜか魔の手は涼にも及んでくる。